2012年02月19日
平成23年度 島田市社会福祉大会
平成23年度 島田市社会福祉大会に参列した。
福祉活動発表会があり。
金谷高校・明るい社会づくり運動島田地区協議会から
活動の発表があった。
最後は記念講演
「東日本大震災で考えたこと・学んだこと」
岩手県山田町社協 事業推進係長 阿部様
【要点】
<災害に備え準備しておくべきこと>
・自治会等を中心とした小地域のコミュニティの形成・強化
・災害時のリーダー役
・発災時、自分(達)はどこへ避難しているか分かってもらう方法つくり
(携帯電話は使えない)
・避難経路(抜け道)、避難所の再確認
(今回の震災は 避難所も被災した)
・常に近所付き合いをよくし 顔見知りを増やす
・訓練(避難・避難所設置・ボランティアセンター設置等)の見直しと実施
・発災後、物資はすぐに行き渡らない。2~3日分の備蓄をすること
・湧き水はありがたかった。水は多めに備蓄のこと
<災害時・後の民生委員活動>
・被災者であっても避難所で避難者の支援を行った
・避難所に自治組織ができるまでのまとめ役、相談役
・率先して避難所の炊き出しの手伝い
・遺体の確認に何度も立ち会わされ、心身ともに落ち込むことも・・・
・民生委員さんは このような活動で 死んではいけない
(そこまでやることはない:今回は何名か活動中に亡くなられた)
・この震災で民生委員活動の重要性を町民は再認識した
<ボランティアへ求めたこと、求めたかったこと>
・マンパワー
・ボランティアがやりたいこと ≠ 町民が望むこと
同じでないことがあることを認識してほしい
・今までの被災地支援経験を押し付けないでほしい
・アイデアをほしい
・ボランティア同士でもめないでほしい
* ただし、阿部様たちがボランティアの方々の気持ち、想いを汲み取り
きれなかったことも事実
<この災害で感じたこと>
□ ありがとう、ありがとう、ありがとうだけでは・・・
□ 1人の力は1人分
□ 甘えることの大切さ
□ 支えてくれる方々のありがたさ
□ 助け合う、痛みを分かち合う、うれしさを分かち合う
□ 出会いの嬉しさ
□ この経験を伝えていく使命
もっともっと たくさんのことを伺いました。
良いお話をありがとうございました。
今後に生かしたいですね!
Posted by 鈴木 久雄 at 21:09│Comments(0)
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