2011年06月04日
コミカレ・ねっとわーく 23年度総会
コミカレ・ねっとわーく 23年度総会に参加した。
お目当ては、研修講演会です。
「明るく生きる」(陽気な人生)
講師:松岡 浩 氏
(株)タニサケ取締役会長 他
<パンフ紹介の一部>
・ ㈱タニサケは、9年連続「日本一の知恵工場」
・ 全社員が嬉々として出社する人生道場
・ 明るく生きる(陽気な人生)
~講演内容~
◆「知恵工場」の秘密は、提案制度
提案の報奨金が 平均 20万円/人・年間とのこと。
これを随所に生かした、笑顔で挨拶の明るい工場。
◆時を守り 人との約束を守り
場を清め という日本一 床のきれいな会社(トイレも)
礼を正す 明るく挨拶
◆ 教えをユーモア一杯に紹介して下さった(書き尽くせず)
・”一笑一若”←→ ”一怒一老”
・不遇の時 愚痴を出すか? 知恵を出すか?
・怠け者は不満を語る。努力するものは希望を語る。
・その悲しみは宝物。
・幸運の女神は準備したところにおとずれる。(森信三さんの言葉より)
・幸せは 喜び上手な 人に行き。
・かんしゃくの "く"の字をとって 世を生きる。
・母親は家庭の太陽である。(森信三さんの言葉より)
・海より広いのは空 空より広いのは人の心である。
・トイレは1時間 掃除すると臭いもなくなりピカピカに! 他たくさん
(学校ではトイレの上のほうのホコリをとること)
◆ 台湾に残る日本精神 : 逆輸入が必要
・『正直・勤勉・約束を守る』
・『私より 公を優先する』
◆ 最後に『無上意』のお話。"これ以上無い"優しい心
一例として、~心にしみるいい話より~下記を読んで下さった。
少し長いけれども 忘れないためにここに紹介する。
「バスと赤ちゃん」
東京にいた今から16年程前の12月も半ば過ぎたころの話です
私は体調を壊し、週二回、中野坂上の病院に通院していました
その日は今にも雪が降り出しそうな空で、とても寒い日でした
昼近くになって、病院の診察を終え
バス停からいつものようにバスに乗りました
バスは座る席はなく、私は前方の乗降口の反対側に立っていました
社内は暖房が効いていて、外の寒さを忘れるほどでした
まもなくバスは東京医科大学前に着き、そこでは多分
病院からの帰りでしょう、どっと多くの人が乗り
あっという間に満員になってしまいました
立ち並ぶ人の熱気と暖房とで
先ほどの心地よさは一度になくなってしまいました
バスが静かに走り出したとき、後方から赤ちゃんの
火のついたような泣き声が聞こえました
私には見えませんでしたが、ギュウギュウ詰めのバスと
人の熱気と暖房とで、小さな赤ちゃんにとっては苦しく
泣く以外方法がなかったのだと思えました
泣き叫ぶ赤ちゃんを乗せて、バスは新宿に向い走っていました
バスが次のバス停に着いた時、何人かが降り始めました
最後の人が降りる時、後方から、「待ってください 降ります」
と、若い女の人の声が聞こえました
その人は立っている人の間をかきわけるように前の方に進んできます
その時、私は、子どもの泣き声がだんだん近づいて来ることで
泣いた赤ちゃんを抱いているお母さんだな、とわかりました
そのお母さんが運転手さんの横まで行き、お金を払おうとしますと
運転手さんは「目的地はどこまでですか?」と聞いています
その女性は気の毒そうに小さな声で
「新宿駅まで行きたいのですが、子どもが泣くので、ここで降ります」
と答えました
すると運転手さんは
「ここから新宿駅まで歩いてゆくのは大変です
目的地まで乗っていってください」と、その女性に話しました
そして急にマイクのスイッチを入れたかと思うと
「皆さん!この若いお母さんは新宿まで行くのですが
赤ちゃんが泣いて、皆さんにご迷惑がかかるので、ここで降りるといっています
子どもは小さい時は泣きます 赤ちゃんは泣くのが仕事です
どうぞ皆さん、少しの時間、赤ちゃんとお母さんを一緒に乗せて行って下さい」
と、言いました
私はどうしていいかわからず、多分皆もそうだったと思います
ほんの数秒かが過ぎた時
一人の拍手につられて
バスの乗客全員の拍手が返事となったのです
若いお母さんは何度も何度も頭を下げていました
今でもこの光景を思い出しますと、目頭が熱くなり、ジーンときます
私のとても大切な、心にしみる思い出です
幸運にも チャンスがあり、松岡先生とツーショット写真を!
今日 教えていただいたことを、少しでも実践したいと思います。
ありがとうございました。
総会の様子
アトラクションの様子です。
アトラクションは、吉田町オリジナルダンス「ヤーレコのSAY」他。
吉田連&キッズの皆さん 素敵なダンスをありがとうございました。
Posted by 鈴木 久雄 at 22:27│Comments(0)
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